GLP-1ダイエットとは?痩せるホルモンの種類と効果

目次

GLP-1以外の痩せるホルモンの種類や特徴

最後はGLP-1以外の痩せるホルモンの種類や特徴を紹介します。

それぞれの特徴を知ることで、今のライフスタイルに足りないことや、できていることを知ることも大切です。

アドレナリン(エピネフリン)

副腎髄質で分泌され、脂肪細胞に作用し脂肪を分解します。

また、 血糖値を上昇させ運動時のエネルギー供給を促進、交感神経を刺激し、基礎代謝を向上させます。

食事と運動の関係性は、高強度の運動(HIITや筋トレ)によって分泌が促進され、断食や糖質制限で血糖値が低いときにも分泌されやすくなります。

ノルアドレナリン(ノルエピネフリン)

副腎髄質、交感神経末端で分泌され、アドレナリンと同様に脂肪燃焼を促進します。

血圧を上げ、心拍数を上げることで代謝を高めることができます。

食事と運動の関係性は有酸素運動や寒冷刺激で分泌が促進され、カフェイン摂取でも増加します。

成長ホルモン(GH)

脳下垂体前葉で分泌され、脂肪分解を促し筋肉の合成を助けます。

基礎代謝を高め、脂肪燃焼を長時間持続させることや、インスリンの働きを抑え、血糖値を安定させることができます。

食事と運動の関係性は強度の高い筋トレやHIITで分泌が増加し、眠っている間(特に深い睡眠中)に分泌され、空腹時や低血糖時に分泌が促されるため、間欠的断食と相性が良いという特徴があります。

グルカゴン

すい臓(α細胞)で分泌され、肝臓のグリコーゲンを分解し、血糖値を上げる働きがあります。また、脂肪分解を促進し、エネルギーとして利用しやすくすることができます。

食事と運動の関係性は、有酸素運動を行うことで分泌が促進され脂肪燃焼を助け、低糖質食やファスティング時も分泌が増えます

レプチン

脂肪細胞で分泌され、食欲を抑制しエネルギー消費を促進します。代謝を上げ、脂肪燃焼をサポートしてくれます。

食事と運動の関係性は、十分な睡眠を取ることで分泌が正常化され、極端な食事制限や過度なダイエットでは分泌が減り、逆に脂肪燃焼が抑制されてしまいます。

十分な睡眠とは、成人の場合6~8時間程度。個人差はあるが6時間は確保することがポイント

アディポネクチン

こちらも脂肪細胞で分泌され、脂肪の燃焼を促進しエネルギー代謝を高めます。

インスリン感受性を向上させ、糖代謝を助ける働きがあります。

食事と運動の関係性は有酸素運動で分泌が増加し、魚(特に青魚)やナッツ類、コーヒー、緑黄色野菜を摂取することでも増加します。

インスリン

すい臓(β細胞)で分泌され、血糖値を下げる(糖の取り込みを促進)し過剰に分泌されると脂肪蓄積を促します。

食事と運動の関係性は、糖質を摂取すると分泌され、運動後に糖を摂ると脂肪になりにくい働きがあります。

また、過剰なインスリン分泌は肥満につながるため、血糖値の急上昇を抑える食事が重要

まとめ

GLP-1は、血糖値の調整、食欲の抑制、脂肪燃焼の促進といった多くの健康効果を持つホルモンです。

食事の工夫や運動習慣の改善によって自然にGLP-1の分泌を促し、無理なくダイエットや健康管理を行うことが可能です。

GLP-1ダイエットで使用するGLP-1受容体作動薬は糖尿病や肥満治療に有効ですが、副作用にも注意が必要です。

健康な人は、GLP-1を増やすライフスタイルを取り入れることで、薬に頼らずダイエットを進めることをオススメします。

そして、GLP-1以外にもダイエットが期待できるホルモンはたくさんあります。

自分のライフスタイルに照らし合わせて『痩せるホルモン』を有効に活用していきましょう。

本田

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